事業と環境のかかわり
事業を通じた取り組み
ベネッセコーポレーションでは、事業を通じて環境負荷低減に取り組んでいます。基幹事業である教育事業では教材のデジタル化などを通じて、紙使用量の削減などに努めています。
調達・物流における取り組み
ベネッセコーポレーションでは毎年たくさんのものを製作し、お客さまのもとへお届けしています。そのため全ての過程において、環境に配慮した活動になるように、調達・物流の観点から一貫して取り組んでいます。
例えば、仕様の工夫による紙の削減や、梱包・輸送資材のリサイクルなど、全工程で取り組みを促進しています。
- INTERVIEW
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原材料からお客さまに届くところまで、一貫した環境活動を
青栁 聡 ベネッセホールディングス
SCM部 商品を作り、お客さまのもとへお届けするまでの工程は、「購買・製作」「封入」「配送」と大きく3つに分けられます。調達物流部は、それら全ての工程に携わり、事業部や協力会社様とともに、環境に配慮した取り組みを一貫して行っています。
たとえば教材の冊子を一つ作るのにも、環境配慮の観点はたくさんあります。印刷用紙を大量に調達する会社として、環境配慮型印刷用紙の積極調達の推進や、印刷部数の決定精度を向上させ処分を減らすなど、現場の担当者と協働して活動を促進しています。社外に対しても、製作工場における環境への取り組みの評価や監査を行ったり、配送方法を再検討したりなど、工程ごとのサプライヤーとともに環境への影響を考えます。
こうした環境に配慮した取り組みは、結果的に在庫やコスト削減につながり、事業への貢献となることも多いです。
環境への課題意識をもち、社内外に提案を行うことで、会社と社会、両方に貢献できるという認識が一つの組織として持てているからこそ、事業活動の中で一貫した取り組みを行えるのだと思います。
最終更新日:2019年07月26日