推進体制
ベネッセホールディングス取締役会においては、サステナビリティ・ESGを重要テーマと位置付け、議論を行っています。
また、サステナビリティ・ESGへの取り組みをグループ全体で推進するため、当社サステナビリティ担当執行役員を委員長とし、CEO、CXO(各領域(X)における最高責任者、Chief X Officer)、カンパニー長・副カンパニー長(グループの事業責任者)、横断部門本部長を委員とする「サステナビリティ推進委員会」を2018年度より設置し、重要課題に関する議論と取り組みの推進を行っています。同委員会は、ベネッセホールディングスによる、その連結対象子会社にする経営管理および支援について定めた内部規程「事業会社経営管理規定」に基づく委員会として位置付けられており、審議事項は、定期的に経営会議および取締役会に付議・報告され、取締役会による監督が適切に図られる体制となっております。
2022年度からは専任組織を設置し、当社執行役員が専任で管掌しています。
活動内容
サステナビリティ推進委員会では、以下の議論を行います。
サステナビリティ・ESGに関する方針・主要な取り組みについての決定
サステナビリティ・ESGに関する社内外コミュニケーションの取り組み方針策定と推進
サステナビリティ・ESGに関する重要事項の報告
また、上記の必要に応じて、各テーマの社外有識者を招いた議論の場も設定しています。
サステナビリティ推進委員会の様子
これまでの活動
2023年度の活動
2022年度の活動
2023年3月
グループ全社の人権担当者向けに、専門家・有識者との意見交換や最新の情報を学ぶための「人権勉強会」を開催
第17回 サステナビリティ推進委員会を開催
【議題】
・ESG・サステナビリティ説明会実施報告
・FY22ベネッセグループ理念活動
・FY22人権朝礼報告
・FY22人権デュー・デリジェンス報告と開示
・外部指標(ESG 評価)の結果報告
・グループ環境目標の設定
2023年2月
初のESG・サステナビリティ説明会を開催
「サステナブル・ブランド国際会議 2023」にサステナビリティ専任本部長(当時)である岡田常務執行役員が登壇
2023年1月
ベネッセ ウェルビーイング Lab設立
Benesse有識者ダイアログ実施
日経ESG発行人酒井耕一氏とベネッセホールディングス社長 CEOの小林仁がベネッセホールディングスの目指す姿とその変革について対談。
2022年12月
全グループを対象とした人権朝礼開催
グループ従業員の人権意識の浸透を目的とし、コーポレート3本部共催で実施。
人権方針の理解推進とともに湊総合法律事務所 湊 信明氏より「ビジネスと人権」をテーマにご講演いただいた。
2022年11月
第16回 サステナビリティ推進委員会を開催
【議題】
・サステナビリティStudy報告
・人権朝礼企画
・女性活躍・ダイバーシティ推進の進捗報告
・ベネッセグループサステナビリティ方針・理念体系
・非財務KPIの策定・情報開示
・ベネッセ ウェルビーイング報告
2022年9月
ベネッセグループ従業員向けeラーニング『サステナビリティStudy2022』実施。グループ28社、4,500名以上が参加
グループ全体に向けたオンラインプログラム「ダイバーシティDAY」を開催
ベネッセホールディングス 代表取締役社長である小林よりダイバーシティに取り組む意義を説明。先んじて行われた「アンコンシャスバイアス調査」の結果共有や、グループ内の事例、若手社員を中心に実施しているDE&I(ダイバーシティ、エクイティ&インクリュージョン)活動などの説明が行われた。3,000名以上の社員が参加。
2022年8月
「性的指向および性自認に関する研修 ~LGBTQを理解し、働きやすい職場づくりへ~ 」を実施(8月~9月)
外部の専門相談員が性自認や性的志向などセクシュアリティに関する働くうえでの相談に応じる外部相談窓口を設置
2022年7月
第15回サステナビリティ推進委員会を開催
【議題】
・理念分科会の活動と今後の予定
・人権アセスメント報告
・グループダイバーシティの推進
・社会価値の明文化
・第1回ESGサステナビリティ説明会
2022年6月
アンコンシャスバイアスに関する調査を実施
互いに支え合うことのできる職場や社会の実現を目指す取り組みのひとつとして、「アンコンシャスバイアス(無意識の思い込み、偏見)」についての調査を実施。グループ内より2500人以上が参加した。
ベネッセグループの理念活動勉強会「Benesse Meet Up」開始
2022年5月
グループ社員が「理念を理解できるツール」として理念冊子「BATON」を発行。グループ内全社員に配布。
2021年度の活動
2022年3月
第14回サステナビリティ・ESG推進委員会を開催
【議題】
・理念プロジェクト/理念冊子活用策
・人権の取り組みの報告
・気候変動の動向とグループ拡大の方向性
・社会課題の整理と今後の進め方
グループ全社の人権担当者向けに、専門家・有識者との意見交換や最新の情報を学ぶための「人権勉強会」を開催
2022年1月
ベネッセ創業日朝礼開催。慶応義塾大学大学院 教授 前野隆司氏をお招きし、全従業員に向け「『よく生きる』時代のためのウェルビーイング入門」特別講演を実施
2021年11月
第13回サステナビリティ・ESG推進委員会を開催
【議題】
・社会価値強化
・理念プロジェクト
・サステナビリティStudy
・ESGの進捗報告と人権の取り組み
2021年9月
ベネッセグループ従業員向けeラーニング『サステナビリティStudy2021』実施。グループ28社、約4,000人が参加
2021年9月~11月
グループ会社に対して人権デュー・デリジェンスを実施。昨年度より対象とするグループ会社を拡大。
2021年7月
第12回サステナビリティ・ESG推進委員会を開催
【議題】
・サステナビリティ・ ESG~中期計画「目指す姿」実現に向けた検討~
・ESG 評価の進捗報告・相談
・サステナビリティStudyについて
2021年5月
「日経サステナビリティ・ESG会議 」に安達 保 ベネッセホールディングス代表取締役会長 CEO(当時) が登壇
・「ベネッセのサステナビリティ」をテーマにした講演および「日経ESG」発行人 酒井 耕一 氏との対談を実施
第11回サステナビリティ・ESG推進委員会を開催
【議題】
・サステナビリティ・ESG 今年度の進め方について
・ESG評価機関対応の進捗
・ベネッセ理念プロジェクト活動計画
SBTイニシアチブ認証取得 [640KB]
2020年度の活動
2021年3月
Benesseステークホルダーダイアログ を実施
「日経ESG」発行人の酒井 耕一 氏とベネッセホールディングスの安達 保 代表取締役会長 CEO(当時)が、ベネッセの成長に向けたサステナビリティ・ESGの観点から見る人財への取り組みなどのテーマについて話し合った。
2021年2月
第10回サステナビリティ推進委員会を開催
【議題】
・人権デュー・デリジェンス結果報告および今後の取り組み
・ESG戦略検討
・「BenesseサステナビリティStudy2020」結果報告および今後の取り組み
・理念プロジェクト進捗報告
CDPサプライヤーエンゲージメント評価において最高評価「リーダー・ボード」に選定
2021年1月
ベネッセグループ創業日朝礼にてマテリアリティ実践事例を共有
2020年12月
社外の有識者から意見を伺うBenesseステークホルダーダイアログ を実施
・早稲田大学ビジネススクールより「両利きの経営」で知られる入山 章栄 教授をお招きし、「イノベーション」をメインテーマに、安達 保 ベネッセホールディングス代表取締役社長 CEO(当時)との対話を行った
CDP2020 調査「気候変動」で最高評価「A」に3年連続選定
2020年8~11月
グループ会社に対して人権デュー・デリジェンスを実施
2020年11月
ベネッセグループ従業員向けeラーニング『BenesseサステナビリティStudy2020』実施
・グループ28社、約4,000人が参加
・企業理念とサステナビリティのつながりを伝えるとともに、マテリアリティを実践事例を通じて理解。さらに新中期経営計画におけるサステナビリティの重要性を社員に向けて説明
・「現在取り組んでいることでさらに深めること」「現在取り組んでいないことで新たに挑戦すべきこと」を聴取し、サステナビリティ推進委員会で検討。今後の活動への反映
・現在取り組んでいるマテリアリティ実践事例を募集。約3,600件の事例が寄せられた。
2020年10月
第9回サステナビリティ推進委員会を開催
【議題】
・「BenesseサステナビリティStudy2020」報告
・理念プロジェクト進行報告
・ESG分野「S(社会)」領域強化・人権の取り組み検討
2020年7月
第8回サステナビリティ推進委員会を開催
【議題】
・理念プロジェクト計画検討
・マテリアリティ浸透・実践強化計画検討
2020年6月
第7回サステナビリティ推進委員会を開催
【議題】
・新型コロナウイルス流行による社会変化およびサステナビリティ活動への影響報告
・マテリアリティ浸透・実践強化計画検討
・人権活動計画検討
ベネッセグループ人権方針制定
2019年度の活動
2020年2月
国内外の企業・自治体・団体などが集まる「サステナブル・ブランド国際会議2020横浜」において委員長の安達(当時)が基調講演
・グループのサステナビリティ推進について報告
・「サステナビリティビジョン」に基づく2つの活動事例を紹介
【参考記事】:「サステナブル・ブランド国際会議2020横浜」でベネッセが基調講演 ~「よく生きる」を社会へ 「よく生きる」を未来へ~ (2020.3.18)
2020年2月
第6回サステナビリティ推進委員会 開催
・ベネッセグループのマテリアリティ特定および開示内容
・グループの人権への取り組みの議論
・年度総括および次年度方向性
2020年1月
創業日朝礼開催
・グループのマテリアリティを社員に発信
・事業事例の社員発表
2019年12月
『ダイバーシティ外部講演会』を開催
ダイバーシティの中でもLGBTをメインに職場づくりを学ぶコーポレート向け勉強会として企画。グループ各社の人事・総務の担当者が参加
テーマ) ダイバーシティ
ゲスト) 藥師 実芳 氏(特定非営利活動法人ReBit 代表理事)
2019年11月
『サステナビリティMeetup』第2回を開催
テーマ) ダイバーシティ
ゲスト) マセソン 美季 氏(国際パラリンピック委員会(IPC)教育委員・国際オリンピック委員会(IOC)教育委員)
【参考記事】:差別や偏見をつくるのも、変えるのも「教育」 社会課題をみんなで考える社員勉強会“Meet up” (「サステナブルな社会へ from Benesse」2019.12.24)
2019年10月
第5回サステナビリティ推進委員会を開催
・『サステナビリティStudy』結果報告
・ベネッセグループの『マテリアリティ』特定
・グループESG活動の進捗、今後の方向性
ベネッセグループの『東京個別指導学院』でSDGsを体験する研修を開催
期 間) 9/26~10/23のうち6日間
内 容) カードゲームでSDGs(持続可能な開発目標)を体験し理解を深める研修を実施
参加者) 首都圏の教室社員約250人
【参考記事】:子どもたちと、「自分の言葉で」SDGsを語りたい。東京個別指導学院が始めた社員ワークショップへの思い (「サステナブルな社会へ from Benesse」2019.11.26)
2019年9月
社外の有識者を招いて社員が社会課題を考える『サステナビリティMeetup』第1回を開催
テーマ) 子どもの貧困
ゲスト) 李 炯植 氏(NPO法人Learning for All 代表理事)
【参考記事】:社会課題をみんなで考える社員勉強会“Meet up”困難を抱える子どもたちのためにできるサポートは (「サステナブルな社会へ from Benesse」2019.10.31)
2019年8月
ベネッセグループ従業員向けeラーニング『サステナビリティStudy』開始
・約3ヶ月をかけて約3,000人が取り組んだ
・「なぜ、ベネッセがサステナビリティやSDGsに取り組むのか?」を、企業理念との関連性を含めて説明し、社員の腹落ちを重視した内容で展開した
・さらに、Study終了後に、「10年後の未来とベネッセのありたい姿」について回答を集め、今後のマテリアリティ策定の検討材料とした
2019年5月
第4回サステナビリティ推進委員会を開催
・2019年度の社員 コミュニケーション施策の検討
・ベネッセグループのESG 評価概況、課題への対応・機会点の議論
2018年度の活動
2019年3月
第3回サステナビリティ推進委員会開催
・サステナビリティ活動への社員の声の報告
・サステナビリティビジョンの確定
・2019年度のサステナビリティ活動
社内でのSDGs理解を目的とした研修会を開催
・グループ各社から約20人が参加
・社員のインストラクター資格保有者が講師を務め、SDGsカードゲームを通してSDGsの世界観を体験
2019年1月
創業日朝礼開催
2019年1月
社外取締役および監査役への活動報告実施
2019年1月
第2回サステナビリティ推進委員会開催
・サステナビリティビジョン第2回検討会議
・サステナビリティビジョンをふまえた企業理念の再検証
・マテリアリティプロセスに関するディスカッション
2018年12月
ベネッセグループ内広報誌「C」にて委員会設置および活動をグループ社員に発信
2018年11月
プレスリリースにて委員会設置を発信
「サステナビリティ推進委員会」の設置について [714KB]
第1回サステナビリティ推進委員会 開催
第1部 外部有識者を招いてのインプット「テーマ:これからの企業に求められるSDGsへのコミットメント」
第2部 企業理念・DNAの再検証、2030社会環境予測・ディスカッション、サステナビリティビジョン第1回検討会議
2018年9月
サステナビリティ推進委員会の設置を、ベネッセホールディングス取締役会にて承認 グループ社員へ発信
リスク管理
当社は、当社グループ全体のリスクマネジメントおよびコンプライアンスの推進を目的としてリスク・コンプライアンス委員会を設置しています。委員長はリスクマネジメントおよびコンプライアンスを統括するCLRO(Chief Legal and Risk Officer)が務め、CEO、CXO、主要子会社であるベネッセコーポレーション社長、ベネッセスタイルケア社長およびこれらの会社の事業責任者などが参加しています。同委員会は、人財リスクや情報セキュリティ、BCP(事業継続計画)などのサステナビリティ関連リスクを含む、グループ各社における各種リスク評価の結果を集約し、グループの横断的なリスクへの対策立案と推進管理を行い、その結果を定期的に取締役会に報告し、必要な指示を受けています。
さらに、人権、環境に関しては、グループ各社における詳細なリスク評価をサステナビリティ推進委員会にて実施をしており、集約した評価に基づく対策立案と推進管理を進め、結果を取締役会に報告・提言しています。
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