【事業を通じた取り組み】
グローバル人材育成/グローバルでの
良質な教育サービスの提供
グローバル化が進む社会において、自ら可能性を広げ未来を切り拓いていくには、グローバルで通用する力やコミュニケーション能力などを育むことが必要です。当社グループでは、語学の習得~留学や海外進学等の支援~ビジネスリーダーの育成までトータルに、お客さまそれぞれのニーズに応じた多様なサービスを提供しています。
また、日本以外の地域でも、ベネッセの強みやノウハウを活かし、地域の特性にあった良質な教育サービスを展開していくことを目指しています。
中・高・大学生の可能性を広げる海外進学支援
高校生や大学生が日本国内に留まらず、自ら活躍のフィールドを広げていけるよう、海外進学を支援するサービスを提供しています。
ベネッセコーポレーションでは、2008年に海外トップ大学志望者を対象に少人数制指導塾「Route H」を開校。個別の受験戦略と質の高い指導により海外トップ大学合格をバックアップしており、2010~2018年の卒業生(84名)で、Harvard大17名、Yale大13名等の進学実績を残しています。また、大学受験予備校「お茶の水ゼミナール」では、「海外大併願コース」という英語クラスを展開しています。“「使える英語力」と「大学受験」を両立“というコンセプトで、ネイティブ講師によるAll Englishの授業を行っています。国内外の大学入試に対応できる英語力だけでなく、将来、海外の大学でも通用するStudy Skillや、どんな分野でも意見が言える幅広い教養知識を身につけてもらうことを目指しています。
世界で活躍できるビジネスリーダー育成
グローバル化が進む現代、効果的な言語コミュニケーションスキルと異文化理解能力はビジネスパーソンに欠かせないスキルとなっています。ベルリッツコーポレーションでは、世界トップクラスの外国語レッスンとビジネスコミュニケーション、異文化対応能力、多様性、社会の一体性、実務能力、リーダーシップスキルなどを高めるGlobal Leadership Training (GLT)を提供しています。
サイマルインターナショナルでは1980年にサイマルアカデミーを設立。通訳通訳者・翻訳者を養成する機関としてスタートしたサイマル・アカデミーは、第一線で活躍する多くの通訳者を育てたノウハウを活かし、企業や団体向けにビジネス英語やビジネススキル研修を提供しています。お客様の目的やニーズに応じて、講師を派遣する「法人語学研修」や夜間や土日の授業や短期プログラムなど、ビジネスパーソンが通いやすいスケジュールでさまざまなコースを開講しています。
グローバル化を支える通訳者・翻訳者の育成
サイマル・インターナショナルは1965年、日本で初めての国際会議の通訳者グループとして発足。1980年には、通訳者・翻訳者養成の教育機関としてサイマル・アカデミーを設立。その後、語学人材に特化した人材サービス専門会社サイマル・ビジネスコミュニケーションズ、同時通訳機材専門会社サイマル・テクニカルコミュニケーションズを設立して事業領域を拡大してきました。加えて特定非営利活動法人 通訳技能向上センター(英語名称:Center for the Advancement of Interpreting Skills、略称:CAIS-カイス)」の設立を支援し、業界全体の発展に寄与するための活動にも積極的に参画しています。CAISは、通訳スキル研修、ビジネス通訳検定(TOBIS)の実施などさまざまな活動を行なっています。
CAISビジネス通訳検定
教育事業のグローバル化
ベネッセコーポレーションでは、海外教育事業を1989年の台湾における幼児通信教育事業からスタート。2006年には韓国、中国大陸へも地域を広げ、中国での好調な拡大を柱に東アジア拠点で会員数を順調に伸ばしています。2013年7月には上海地区で幼児教室を開校しました。
これら東アジア拠点に加え、インドネシアでも早期事業化を目指しています。国・地域ごとの特性や教育環境および制度等もふまえながら、子どもたちの成長や学びに役立つ事業の展開を進めています。
最終更新日:2018年10月01日