推進体制
サステナビリティ・ESG推進委員会は、(株)ベネッセホールディングスによる、その連結対象子会社にする経営管理および支援について定めた内部規定「事業会社経営管理規定」に基づく委員会として位置付けています。
委員会は、サステナビリティ・ESG担当常務執行役員を委員長とし、代表取締役社長CEOを含めた常勤取締役および事業部門責任者を委員としたメンバーで構成されており、ベネッセグループのサステナビリティ・ESG活動を高めるための議論を行います(年数回/議事に応じて適宜開催)。
なお、委員会の活動については、取締役会による監督が適切に図られる体制となっており、委員会における審議事項は、定期的に経営会議および取締役会に付議・報告されます。
活動内容
サステナビリティ・ESG推進委員会では、以下の議論を行います。
- サステナビリティ・ESGに関する方針・主要な取り組みについての決定
- サステナビリティ・ESGに関する社内外コミュニケーションの取組方針策定と推進
- サステナビリティ・ESGに関する重要事項の報告
また、上記の必要に応じて、各テーマの社外有識者を招いた議論の場も設定しています。
サステナビリティ・ESG推進委員会の様子
これまでの活動
2021年度の活動
2022年3月 |
- 第14回サステナビリティ・ESG推進委員会を開催
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【議題】
- ・理念プロジェクト/理念冊子活用策
- ・人権の取り組みの報告
- ・気候変動の動向とグループ拡大の方向性
- ・社会課題の整理と今後の進め方
グループ全社の人権担当者向けに、専門家・有識者との意見交換や最新の情報を学ぶための「人権勉強会」を開催
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2022年1月 |
ベネッセ創業日朝礼開催。慶応義塾大学大学院 教授 前野隆司氏をお招きし、全従業員に向け「『よく生きる』時代のためのウェルビーイング入門」特別講演を実施
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2021年11月 |
- 第13回サステナビリティ・ESG推進委員会を開催
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【議題】
- ・社会価値強化
- ・理念プロジェクト
- ・サステナビリティStudy
- ・ESGの進捗報告と人権の取り組み
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2021年9月 |
ベネッセグループ従業員向けeラーニング『サステナビリティStudy2021』実施。グループ28社、約4.000人が参加
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2021年9月~11月 |
グループ会社に対して人権デュー・デリジェンスを実施。昨年度より対象とするグループ会社を拡大。
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2021年7月 |
- 第12回サステナビリティ・ESG推進委員会を開催
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【議題】
- ・サステナビリティ・ ESG~中期計画「目指す姿」実現に向けた検討~
- ・ESG 評価の進捗報告・相談
- ・サステナビリティ STUDY について
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2021年5月 |
- 「日経サステナビリティ・ESG会議」に安達 保 ベネッセホールディングス代表取締役会長 CEO(役職は当時)が登壇
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- ・「ベネッセのサステナビリティ」をテーマにした講演および「日経ESG」発行人 酒井 耕一 氏との対談を実施
- 第11回サステナビリティ・ESG推進委員会を開催
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【議題】
- ・サステナビリティ・ESG 今年度の進め方について
- ・ESG評価機関対応の進捗
- ・ベネッセ理念プロジェクト活動計画
SBTイニシアチブ認証取得 [640KB]
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2020年度の活動
2021年3月 |
- Benesseステークホルダーダイアログ を実施
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「日経ESG」発行人の酒井 耕一 氏とベネッセホールディングスの安達 保 代表取締役会長 CEO(役職は当時)が、ベネッセの成長に向けたサステナビリティ・ESGの観点から見る人財への取り組みなどのテーマについて話し合った。
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2021年2月 |
- 第10回サステナビリティ推進委員会を開催
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【議題】
- ・人権デュー・デリジェンス結果報告及び今後の取り組み
- ・ESG戦略検討
- ・「BenesseサステナビリティStudy2020」結果報告及び今後の取り組み
- ・理念プロジェクト進捗報告
CDPサプライヤーエンゲージメント評価において最高評価「リーダー・ボード」に選定
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2021年1月 |
ベネッセグループ創業日朝礼にてマテリアリティ実践事例を共有
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2020年12月 |
- 社外の有識者から意見を伺うBenesseステークホルダーダイアログを実施
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- ・早稲田大学ビジネススクールより「両利きの経営」で知られる入山 章栄 教授をお招きし、「イノベーション」をメインテーマに、安達 保 ベネッセホールディングス代表取締役社長 CEO(役職は当時)との対話を行った
CDP2020 調査「気候変動」で最高評価「A」に3年連続選定
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2020年8~11月 |
グループ会社に対して人権デュー・デリジェンスを実施
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2020年11月 |
- ベネッセグループ従業員向けeラーニング『BenesseサステナビリティStudy2020』実施
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- ・グループ28社、約4,000人が参加
- ・企業理念とサステナビリティのつながりを伝えるとともに、マテリアリティを実践事例を通じて理解。さらに新中期経営計画におけるサステナビリティの重要性を社員に向けて説明
- ・「現在取り組んでいることでさらに深めること」「現在取り組んでいないことで新たに挑戦すべきこと」を聴取し、サステナビリティ推進委員会で検討。今後の活動への反映
- ・現在取り組んでいるマテリアリティ実践事例を募集。約3,600件の事例が寄せられた。サイト内のマテリアリティ活動事例に展開を予定
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2020年10月 |
- 第9回サステナビリティ推進委員会を開催
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【議題】
- ・「BenesseサステナビリティStudy2020」報告
- ・理念プロジェクト進行報告
- ・ESG分野「S(社会)」領域強化・人権の取り組み検討
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2020年8月 |
マテリアリティ活動事例をサステナビリティサイト内に開示
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2020年7月 |
- 第8回サステナビリティ推進委員会を開催
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【議題】
- ・理念プロジェクト計画検討
- ・マテリアリティ浸透・実践強化計画検討
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2020年6月 |
- 第7回サステナビリティ推進委員会を開催
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【議題】
- ・新型コロナウイルス流行による社会変化およびサステナビリティ活動への影響報告
- ・マテリアリティ浸透・実践強化計画検討
- ・人権活動計画検討
ベネッセグループ人権方針制定
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2019年度の活動
2020年2月 |
- 国内外の企業・自治体・団体等が集まる「サステナブル・ブランド国際会議2020横浜」において委員長の安達(役職は当時)が基調講演
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- ・グループのサステナビリティ推進について報告
- ・「サステナビリティビジョン」に基づく2つの活動事例を紹介
【参考記事】:「サステナブル・ブランド国際会議2020横浜」でベネッセが基調講演 ~「よく生きる」を社会へ 「よく生きる」を未来へ~(2020.3.18)
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2020年2月 |
- 第6回サステナビリティ推進委員会 開催
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- ・ベネッセグループのマテリアリティ特定および開示内容
- ・グループの人権への取り組みの議論
- ・年度総括および次年度方向性
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2020年1月 |
- 創業日朝礼開催
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- ・グループのマテリアリティを社員に発信
- ・事業事例の社員発表
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2019年12月 |
- 『ダイバーシティ外部講演会』を開催
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ダイバーシティの中でもLGBTをメインに職場づくりを学ぶコーポレート向け勉強会として企画。グループ各社の人事・総務の担当者が参加
- テーマ)
- ダイバーシティ
- ゲスト)
- 藥師 実芳 氏(特定非営利活動法人ReBit 代表理事)
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2019年11月 |
- 『サステナビリティMeetup』第2回を開催
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- テーマ)
- ダイバーシティ
- ゲスト)
- マセソン 美季 氏(国際パラリンピック委員会(IPC)教育委員・国際オリンピック委員会(IOC)教育委員)
【参考記事】:差別や偏見をつくるのも、変えるのも「教育」 社会課題をみんなで考える社員勉強会“Meet up”(「サステナブルな社会へ from Benesse」2019.12.24)
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2019年10月 |
- 第5回サステナビリティ推進委員会を開催
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- ・『サステナビリティStudy』結果報告
- ・ベネッセグループの『マテリアリティ』特定
- ・グループESG活動の進捗、今後の方向性
- ベネッセグループの『東京個別指導学院』でSDGsを体験する研修を開催
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- 期 間)
- 9/26~10/23のうち6日間
- 内 容)
- カードゲームでSDGs(持続可能な開発目標)を体験し理解を深める研修を実施
- 参加者)
- 首都圏の教室社員約250人
【参考記事】:子どもたちと、「自分の言葉で」SDGsを語りたい。東京個別指導学院が始めた社員ワークショップへの思い(「サステナブルな社会へ from Benesse」2019.11.26)
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2019年9月 |
- 社外の有識者を招いて社員が社会課題を考える『サステナビリティMeetup』第1回を開催
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- テーマ)
- 子どもの貧困
- ゲスト)
- 李 炯植 氏(NPO法人Learning for All 代表理事)
【参考記事】:社会課題をみんなで考える社員勉強会“Meet up”困難を抱える子どもたちのためにできるサポートは(「サステナブルな社会へ from Benesse」2019.10.31)
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2019年8月 |
- ベネッセグループ従業員向けeラーニング『サステナビリティStudy』開始
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- ・約3ヶ月をかけて約3,000人が取り組んだ
- ・「なぜ、ベネッセがサステナビリティやSDGsに取り組むのか?」を、企業理念との関連性を含めて説明し、社員の腹落ちを重視した内容で展開した
- ・さらに、Study終了後に、「10年後の未来とベネッセのありたい姿」について回答を集め、今後のマテリアリティ策定の検討材料とした
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2019年5月 |
- 第4回サステナビリティ推進委員会を開催
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- ・2019年度の社員 コミュニケーション施策の検討
- ・ベネッセグループのESG 評価概況、課題への対応・機会点の議論
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2018年度の活動
2019年3月 |
- 第3回サステナビリティ推進委員会開催
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- ・サステナビリティ活動への社員の声の報告
- ・サステナビリティビジョンの確定
- ・2019年度のサステナビリティ活動
- 社内でのSDGs理解を目的とした研修会を開催
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- ・グループ各社から約20人が参加
- ・社員のインストラクター資格保有者が講師を務め、SDGsカードゲームを通してSDGsの世界観を体験
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2019年1月 |
- 創業日朝礼開催
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2019年1月 |
社外取締役および監査役への活動報告実施
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2019年1月 |
- 第2回サステナビリティ推進委員会開催
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- ・サステナビリティビジョン第2回検討会議
- ・サステナビリティビジョンをふまえた企業理念の再検証
- ・マテリアリティプロセスに関するディスカッション
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2018年12月 |
ベネッセグループ内広報誌「C」にて委員会設置および活動をグループ社員に発信
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2018年11月 |
プレスリリースにて委員会設置を発信
「サステナビリティ推進委員会」の設置について [714KB]
- 第1回サステナビリティ推進委員会 開催
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- 第1部
- 外部有識者を招いてのインプット「テーマ:これからの企業に求められるSDGsへのコミットメント」
- 第2部
- 企業理念・DNAの再検証、2030社会環境予測・ディスカッション、サステナビリティビジョン第1回検討会議
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2018年9月 |
サステナビリティ推進委員会の設置を、ベネッセホールディングス取締役会にて承認 グループ社員へ発信
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今後の活動
サステナビリティ・ESG推進委員会では、サステナビリティビジョンをベースに、さらに「社員コミュニケーション」「ステークホルダーコミュニケーション」「マテリアリティに基づく活動推進」「ESG経営統合強化」「SDGs理解促進、取組活性化」などをグループ全体で推進して参ります。