教育

2012年度より、「進研ゼミ小学講座」に携帯ゲーム機型デジタル教材「ポケットチャレンジ」が登場

~デジタル教材の活用を拡大~

公開日:2012年02月15日
株式会社ベネッセコーポレーション(代表取締役社長:福島保、本社:岡山市、以下:ベネッセ)の通信講座「進研ゼミ小学講座」は、フルカラーディスプレー付きの携帯ゲーム機型デジタル教材「ポケットチャレンジ」を開発し、2012 年度より4 年生向けに提供を開始します。

2012 年4 月号以降、毎月届く教材に記されたバーコードを「ポケットチャレンジ」に搭載のカメラ機能で読みこみ、国語や算数など主要4 教科の学習項目ごとの重要ポイントを動画で確認できるようになります。また、付属のタッチペンで、ディスプレー上に漢字を書いたり、ゲームをしながら割り算等の計算を学ぶことができるなど反復演習と学習効果の定着に適しています。

さらに、アラーム機能による自学自習のサポートやカメラ機能の搭載など、学力の定着のみならず、学習習慣や娯楽性にも配慮した設計です。

「進研ゼミ小学講座」では、2011 年度より任天堂のゲーム機「ニンテンドーDS」用のソフトを教材の付録として提供しておりますが(小学5~6 年生対象)、通年で学べる自社開発のデジタル教材を投入するのは初めてです。

なお、2013 年度以降は、小学5 年~6 年生でも導入を検討します。

ポケットチャレンジ概要

正式名称: ポケットチャレンジ 漢字計算パーフェクトクエスト

対象: 小学4 年生 ※次年度より5 年生へも拡大

本体サイズ: 約85mm×130mm×27mm

料金: 「進研ゼミ小学講座」の受講費に含む

(参考)2011 年度「チャレンジ4 年生」の受講費(以下のいずれかを選択)
・12 か月分一括払い 47,760 円(月あたり3,980 円)
・6 か月分一括払い 25,740 円(月あたり4,290 円)
・毎月払い 月々4,730 円

詳細HP: http://www.benesse.co.jp/s/poke/

仕様: 3.4 インチカラー液晶画面 / タッチパネル式 / 書き文字認識 / 単3 乾電池2 本使用 / 30 万画素カメラ / QR コード認識

背景

(1)親が子どもにかけられる時間の減少

小学生の親子の接触時間は経年で減少しており、常に子どもの勉強を親が見るのはなかなか難しくなってきています。こうした社会背景・生活環境の変化のなかで、「ポケットチャレンジ」のようなデジタル教材を活用することで、学習面での親子の負担軽減の実現を狙っています。
(「低年齢少年の生活と意識に関する調査報告書」内閣府政策統括官(共生社会政策担当)(2007 年)より)

(2)「勉強しなさい」という親の声かけが少ないほうが、子どもの成績がよい

2007 年実施の調査から、小学生の場合、親が「勉強しなさい」という声かけをよくする家庭より、しない家庭の子どものほうが成績が高いという結果が出ました。親の関与の仕方によっては、子どもの学習習慣や成績に効果がない可能性があるという調査報告が出ています。
(Benesse 教育研究開発センター「第3 回子育て生活基本調査」2007 年実施より)

最終更新日:2020年03月09日