FOCUS3その方らしさに、深く寄りそうために

QOL向上を目的としたテクノロジー活用

ベネッセの“介護×テクノロジー”は、ご入居者さまのQOL向上や、スタッフがご入居者さまと向き合う時間を増やして気付きを生むことを重視しています。主役である人をテクノロジーで支え、より良いサービスを提供するために進化を続けています。

ベネッセスタイルケア
執行役員 サービス推進本部
本部長祝田 健
ベネッセスタイルケア

蓄積したデータと現場の暗黙知を掛け合わせ全スタッフのスキル向上へ

当社では2017年から介護・看護記録プラットフォーム「サービスナビゲーションシステム」(サーナビ)を自社開発し、介護記録をデジタル化し集約することで、業務の効率化や事故の再発防止だけでなく、ご入居者さまへの“気付き”の醸成に活用してきました。現在は、テクノロジーの活用をさらに進化させ、ホーム全体でセンサーを活用した「センシングホーム」を2022年に開設することを目指し、準備・開発を進めています。

センシングホームでは、これまでサーナビで蓄積してきたデータと、センサーで集めたご入居者さまの睡眠や排泄などの状態を解析したデータを掛け合わせ、AIによって最適なケアを分析・予測します。加えて、「マジ神」と呼ばれる社内の資格制度で高い専門性と実践力を認定されたスタッフとも情報共有しながら暗黙知を具現化していくことで、スタッフ全体のスキルを向上させていきます。

AMEDの「ロボット介護機器開発等推進事業(開発補助)」に採択

ベネッセスタイルケアの「介護業務支援システムの開発」が、国立研究開発法人 日本医療研究開発機構(AMED)の令和3年度「ロボット介護機器開発等推進事業(開発補助)」に採択されました。今後最長3年にわたり助成を受け、システム開発を加速させていきます。

サービスナビゲーションの進化

サービスナビゲーションの進化

最終更新日:2021年9月30日