生活

8年目を迎えた「家具」と「教育」の異業種コラボ

子どもが学習に集中できる環境を目指した人気の学習机・椅子シリーズに新ラインナップが登場
「学びデスク まん中タイプ」「成長チェア ラダーバック」8月新発売

公開日:2012年08月21日
カリモク家具株式会社(本社:愛知県知多郡、以下:カリモク)と株式会社ベネッセコーポレーション(本社:岡山市、以下:ベネッセ)は、2012年8月3日(金)より、両社のコラボレーション商品「ベネッセ学習環境シリーズ」の新商品の販売をスタートいたしました。この商品は、子どもが学習に集中できる環境づくりを目指して、「家具」と「教育」という異なる事業領域からの両社の知見を活かしたコラボレーション商品として、2005年に開発されたシリーズです。

今回の新モデルでは、開発当初から一貫している商品コンセプトである、「上質の木材を使ったシンプルなデザイン」・「上棚がなく、三方を囲めて集中できる机」・「足が床に着いて正しい姿勢が保てる固定椅子」・「成長に合わせて高さ調節ができる机と椅子で、長く使える」はそのままに、現在のお子さまの学習環境から生まれるニーズを反映させ、リビングやマンションの子ども部屋でも使いやすい、「省スペース・軽量化」など、新たなバリエーションに取り組みました。なお、新商品については現在、意匠登録の申請中です。また、8月6日からは、シリーズで初めて、全国20ヶ所のカリモクのショールームにて、ご注文の受付も承っております。

今回の新商品の特徴-子どもの学習環境の変化と、それに対応した商品

  • リビングにも置ける、コンパクトサイズの収納一体型デスク

    近年、保護者の方の目の届くリビングやダイニングで勉強をするお子さまが増えてきています。ベネッセの学習机購入者に聞いたアンケートでも、約30%のかたが、リビングや家族の共有スペースに学習机を設置していることがわかりました。

    そこで私たちは、机のサイズ選びやお部屋事情・設置スペースでお悩みのかたも含め、より多くのかたにベネッセの学習机をご検討いただけるよう、リビング・ダイニングにも置けるコンパクトサイズの新デスクや、新デザインの椅子をご提案いたします。
  • 「洗練されたデザイン×低価格」というニーズと、品質・耐久性へのこだわりを両立

    近年、インテリアとして学習机を選ぶご家庭が増えてきています。そこで、今年は、流行のナチュラルなカラー展開や、リビングやお部屋のインテリアになじむデザイン性に特化したアイテムを新たに開発しました。“ブナ材”を使用することで、これまでよりも価格を抑えた新シリーズも新たに展開しています。
    さらに、国産家具トップメーカーカリモク製の技術力とノウハウで、8年前の開発当初からのこだわりである、「成長に合わせて長く愛用いただける」という機能を加味し、品質と耐久性を両立させています。

    学習机は買い換える前提で、小さいうちは安価なものでいいという考え方もありますが、実は、高校生の約85%が就学時に与えられた学習机をずっと使い続けているというデータもあります。これから長く続く、お子さまの学習をずっとそばで支えることのできる機能・品質をお届けすべきだと、私たちは考えています。

今回の新商品

「学びデスク まん中タイプ」

  • 価格:110cmタイプ 89,800円(税込み) 100cmタイプ 88,800円(税込み)
  • 色:アースナチュラル・アースウォルナット・ホワイト

「成長チェア ラダーバック」

  • 価格:36,800円(税込み)
  • 色:ナッツシェル、メローオーク・モカブラウン、 ホワイト、アースナチュラル、アースウォルナット

商品の詳細はこちらのページをご覧ください。

「学びデスク」「成長チェア」をはじめとする、両社の取り組みについて


ベネッセでは、通信講座「進研ゼミ」をはじめとする子どもの家庭学習を支援する事業に取り組むなか、子どもの学習環境づくりという視点で学習机や椅子のあり方に関心を持ち、小~高校生の子どもと保護者約5,000人や、学校の先生や教育研究者など専門家への取材を行い、知見を蓄積していました。

一方、カリモクでは、国内の家具トップメーカーとして長年にわたって家具製造に取り組むなかで、高い製造技術と共に、人間工学研究に基づく使い心地に関する知見を蓄積してきました。

そして、2005年、ベネッセが通販の商品として、カリモクに製造を依頼する形で、両社のコラボレーションはスタートし、「学びデスク」「成長チェア」をはじめとする、ベネッセ学習環境シリーズが誕生しました。

こうした経緯から生まれた本シリーズは「子どもが学習に集中できる環境作り」というコンセプトのもと、「上質の木材を使ったシンプルなデザイン」・「上棚がなく集中できる机」・「足が床に着いて正しい姿勢が保てる固定椅子」・「成長に合わせて高さ調節ができる机と椅子で、長く使える」等の特長から、初年度よりお客様に高い評価をいただき、近年の学習机のトレンドを創造する存在となりました。現在までに累計約4万人以上のお子さまにご愛用いただいています。また、両社のコラボレーション商品は、学習机・椅子以外にもブックシェルフやベッドなど子どもの学習環境を広く支援するべく、ラインナップを拡大しています。

◇ カリモク・ベネッセのコラボレーション主要な動き

2005年
  • 両社のコラボレーション商品の発売スタート。
    「学びデスク」、「成長チェア」の販売スタート。周辺アイテムと併せてセットで約15万円の価格となる内容だが、発売1ヶ月で約700セットを販売する好調なスタートとなった。
  • 「学びデスク」、「成長チェア」の意匠登録、特許を申請。
2006年
  • 「整頓ワゴン(2段昇降式)」を発売。同時に意匠登録を申請。
  • 学びデスク意匠登録:第1287087号、成長チェア意匠登録:第1271175号を取得。
2007年
  • 新商品「ここちのよいベッド」「マイワードローブ」発売。(2010年販売終了)
  • 整頓ワゴン(2段・昇降式)意匠登録第1339279号を取得。
2008年
  • リビングやダイニングに置きやすいコンパクトタイプ「学びデスクS-class」を発売。(2012年販売終了)
2010年
  • 環境意識の高まりから、日本の広葉樹を天板として活用することで、老木や、伐採木の活用を促進し、新たな若木を育てるという付加価値を持たせた「学びデスク 日本の木シリーズ」を発売。
  • 学習アイテムの整理整頓や、翌日の学校の準備の習慣づけに着目した、「整理準備サポートワゴン」を発売。同時に意匠登録を申請。
2011年
  • 開発当初よりのベストセラー「学びデスク」が、左右の側板をそれぞれ独立して動かせる点で特許を取得。特許番号:4764122号
  • ここちのよいベッドをリニューアルし、意匠登録を申請。
  • 整理準備サポートワゴン意匠登録第1412204号を取得。
  • 大容量収納を付属した新デスク、学びデスクL-styleを発売。 意匠登録第1432570号を同年取得。
2012年
  • 学びデスク」「成長チェア」が、日本人間工学会(http://www.ergonomics.jp/)の「人間工学グッドプラクティス賞」の優秀賞を受賞。
  • 「学びデスク まん中タイプ」「成長チェア ラダーバック」「整理整頓ブックシェルフ」の販売スタート。
  • 「集中力が身につく」機能を進化させるべく、色彩の観点からのアプローチにチャレンジ。日本カラーコーディネーター協会認定講師の監修のもと、「集中カラーパネル」を採用した学びデスクを開発。
  • ここちのよいベッド意匠登録第1444610号を取得。

最終更新日:2020年03月09日