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「顔の見える」「わかりやすい」IRを心がけています
当社は、株主・投資家の皆さまとの双方向コミュニケーションを重視した「顔の見えるIR※」、投資家目線に立ったIRツールやWebサイトを活用した「わかりやすいIR」を心がけています。
※Investor Relationsの略。企業が株主や投資家に対し、投資判断に必要な情報を適時、公平に継続して提供する活動。
インタビュー
ベネッセの「ファン・シンパ」を増やしたい
コーポレートコミュニケーション本部
副本部長 広報・IR部長 兼 秘書室長
増本 勝彦
私たちが目指すIRは、株主・投資家の皆さまにベネッセを理解し、好きになってもらうことです。IRは事業内容や数値の説明だけと思われがちですが、重要なのはベネッセの「よく生きる」という企業理念に共感し、「ファン・シンパ」になってもらい、その結果として長期の株主になってもらうことだと考えています。そのためには、ベネッセの強さの源泉であるビジネスモデルやCSR活動など、ベネッセブランドを支える目に見えない資産も伝えることが大切です。
ベネッセのIRの特長は、「顔の見えるIR」「わかりやすいIR」です。機関投資家には年間300件以上の個別面談や、年数回の海外IRを定期的に実施しています。個人投資家には個人投資家向けWebサイトや説明会、開かれた株主総会を通じての情報発信を行っています。
ベネッセでは、一方的な情報発信ではなく、株主・投資家の皆さまとの対話を通じた双方向コミュニケーションを重視しています。市場の声を経営に迅速にフィードバックし、経営に活かせるしくみをつくっています。
情報開示
国内外の機関投資家や個人投資家、株主の皆さまへ積極的に情報を開示しています。適時開示はもちろん、個別ミーティングやIRセミナー、株主総会などの直接対話を重視し、貴重なご意見を経営の改善に役立てているほか、当社への理解浸透のためアニュアルレポート、WebサイトなどIRツールの充実も図っています。
投資家との対話
個人投資家セミナー
決算説明会では、代表取締役副会長・社長が業績や経営戦略について自らの言葉で説明し、その様子はWebサイトで公開しています。国内外機関投資家・証券アナリストとの個別ミーティングは年間339件(対前期比+22件、+6.9%)におよび、業績や事業の方向性について率直なディスカッションを行いました。
また、海外機関投資家とのコミュニケーションも活発に行っています。IR担当のDeputy CEO(代表取締役副会長)や広報・IR担当者が年4回、欧州、米国、アジアの投資家を訪問しました。トップ自ら英語で直接投資家と対話し、理解を促しています。証券会社主催の各種カンファレンスにも参加し、幅広い投資家層との接触を図っています。
さらに個人投資家とのコミュニケーションも積極的に実施しており、2008年度は当社のおもな顧客である女性の個人投資家をターゲットにしたセミナーを開催。個人投資家との直接対話やアンケートで得た貴重なご意見は、常に経営陣にフィードバックし、経営やIR活動の改善に役立てています。
IRツール
Webサイトでは、財務データや事業情報、プレスリリースをすべて即時開示し、コンテンツを充実させるほか、ダウンロードやデータ加工を可能にするなど利便性を向上させています。また、説明会や総会の模様を即日ストリーミング配信したり、IRメールマガジンを発信したりするなど、タイムリー・ディスクロージャーを推進しています。個人投資家向けホームページ「IR Cafe」では、投資初心者やベネッセをよく知らないかたでも、ベネッセのことを視覚的にわかるよう、動画などを活用して事業内容や業績をわかりやすく説明しています。
アニュアルレポートでは、「第11回(2008年度)日経アニュアルリポート・アウォード」で7年連続入賞。海外のアニュアルリポート・アウォードである「ARC AWARDS」では2007年度にSILVERを受賞、IR Webサイトを評価する海外のアウォード「iNOVA Awards」のIRサイト部門で2007年度にBronze賞を受賞するなど、対外的にも高い評価を得ています。
株主総会・株主説明会 〜多くの株主の皆さまが参加できるよう休日に開催〜
2005年6月から、株主の皆さまとのコミュニケーションを促進することを目的として、岡山本社と東京都多摩市の当社東京本部を結んだ株主総会の同時中継を開始。2006年6月からは、多くの株主の皆さまにご参加いただけるよう株主総会集中日を避け、休日に開催しています。また、2009年には株主総会の翌土曜日に、東京本部で株主説明会を開催。岡山本社以外で初めて、経営陣が株主の皆さまと直接コミュニケーションをとり、今後の経営方針に対する理解を促しました。
株主還元
ベネッセは、「配当性向35%以上」を明示しており、2003年度から5期連続で増配しました。2008年度は1株当たりの年間配当額が90円となり、配当性向は84.1%と35%を上回っています。自己株式については2008年度310万株(132億5千万円)の買い付けを行い、2009年3月末時点で累計814万株(273億9千2百万円)、発行済株式総数の7.7%に当たる買い入れを行いました。2009年度は6月に40万株(15億円)の買い入れを実施しています。
1株当たり配当金/配当性向

SRIへの組み入れ
ベネッセは、コーポレートガバナンスやコンプライアンス体制、CSRへの取り組みなどが評価され、国内外の主要なSRIインデックスやファンドに組み入れられています。SAM社発行の「The Sustainability Yearbook 2009」の中では、消費者向けサービスセクターにおけるサステナビリティの優れた企業(SAM Sector Leader、SAM Sector Mover)に2年連続で選ばれました。
SRI組み入れ状況
| インデックス・ファンド | 評価機関 | 評価ポイント |
|---|---|---|
| Dow Jones Sustainability Indexes |
SAM(スイス) | 持続成長可能な企業として、業界リーダー的存在 |
FTSE4Good![]() |
EIRIS(イギリス) | ガバナンス、平等な機会、人権などを評価 |
| Global Challenges Index | oekom research (ドイツ) Hanover Stock Exchange |
持続成長可能な世界50 社に選定、雇用の平等、企業倫理、環境教育を評価 |
| モーニングスターSRIインデックスオープン | パブリックソースセンター | コンプライアンス、コーポレートガバナンス、マーケット対応、女性・障がい者活用をはじめとした取り組み |
| ダイワSRIファンド | インテグレックス | コーポレートガバナンス、コンプライアンスの考え方 |
| 住信SRI・ジャパン・オープン (グッドカンパニー) |
日本総合研究所 | CSRに積極的 |
| 三菱UFJ SRIファンド (ファミリー・フレンドリー) |
グッドバンカー | 仕事と生活を両立でき、多様で柔軟な働き方を選択できるファミリー・フレンドリー企業として高く評価 |
| 中央三井社会的責任ファンド (SRI計画) |
インテグレックス | CSRを積極的に意識した活動を行っている企業として評価 |
| 朝日ライフSRI社会貢献ファンド (あすのはね) |
ヴィジオ・ベルギー | ビジネスを通じて社会的課題に積極的に取り組んでいる企業として評価 |

