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「地域」になくてはならない存在を目指しています
ベネッセは、「地域に根づいた活動」に力を入れていきます。良い地域というのは、そこに存在する一人ひとりの「よく生きる」を実現している証であり、ベネッセの企業理念そのものだからです。企業も社員も、地域になくてはならない存在になることを目指しています。
インタビュー
すべての企業活動は、地域と密接にかかわっている
人財総務本部 兼 コーポレート
コミュニケーション本部 副本部長
八木 智
福武書店時代から、地元の高校の先生方と一緒に「その地域の進学率を上げていこう」と、学校教育の支援を行ってきました。そこには「地元の若者が将来、各方面で活躍することが、ゆくゆくはその地域を豊かにしていく」という想いがあったからです。「地域に根づいた活動」の芽は昔からあったと思いますね。
私は普段、岡山市にある本社に勤務しています。ベネッセ創業の地であるこの街では、地域とのかかわりは長く、深いです。地元スポーツチームへの支援や、お祭りなどの行事への参加・協賛のほか、地域の一大イベントである花火大会では、本社の屋上などを見物場所として開放しています。昨年は、地域のかたを200名ご招待しました。
また、小学生から社会人まで、企業訪問や職場体験の受け入れを歓迎しています。県会議員のかたや学校の先生方が、情報収集や組織運営について学びに来られることもありますね。学生でも社会人でも、数ある企業の中からベネッセを選んでいただいたのですから、感謝の意を込めて、可能な限りの対応を心がけています。
地域にも、ベネッセにも、成果が残る活動を増やしたい
地域に根づいた活動とは、本来「その場所ならではの、その土地の方々を巻き込んだ活動」であるべきではないでしょうか。その意味では、香川県の「直島」での取り組みは何よりの好例といえます。その土地の歴史や文化、そして人の営みとわかちがたく結びついた風景の中にアートがあり、地元のかたもアートづくりに参加し、高齢化の進んでいた島が元気になった。2010年には「瀬戸内国際芸術祭2010」が開催され、より広域での地域活性化を実現することになります。
今後は社員のボランティア活動を支援するしくみを考えるなど、地域に貢献する方法を模索する必要性を感じています。すぐに始められることもありますが、ベネッセは「やるからには徹底的にやって成果を出したい」と考えるまじめな会社なので(笑)。
お金を出すだけでも、人を動員するだけでもなく、地域にもベネッセにも何かが残る、意味ある活動を増やしていきたいですね。企業市民として地域のかたとかかわり、その地域の歴史や持っているものを引き出していく。そうすることで、自分たちも地域もよく生き、ベネッセの事業にもつながっていくと考えています。
ベネッセアートサイト直島
「ベネッセハウス」/撮影 山本 糾
「ベネッセアートサイト直島」は、ベネッセが香川県直島を舞台に展開しているアート活動と、アートを取り巻く人々の活動を表す総称です。瀬戸内海の風景や直島の自然、地域固有の文化の中に、その場所にしかない現代アートや建築をつくり上げていく活動を行っています。
「ベネッセアートサイト直島」は、ベネッセの企業理念である「よく生きる」について、地域住民や訪れたかたにじっくり考えていただくための場であり、企業メッセージの発信の場です。そして、この活動を通じて、過疎や高齢化が進みつつある地域が活性化することを目指しています。2008年度に20周年を迎えたこの活動は、地域づくりの例としても注目を集めています。
親子と触れ合う「おやこみらいキャラバン」
2008年、通信教育講座「こどもちゃれんじ」が開講20周年を迎えたことを記念して、「親子がよりよい未来を築くために、子どもの幼児期に大事なことは何か」を改めて考える「おやこみらいプロジェクト」を発足。プロジェクトの一環として、2008年春から親子を対象とした野外イベント「おやこみらいキャラバン」を実施しました。
このイベントでは、1年をかけて「しまじろう」と「しまじろうカー」が全国47都道府県を回り、ネイチャーゲームなどを通して、子どもたちが「環境」や「命」などの大切さを考える機会を設けました。「しまじろうカー」は1年間で17,970キロを走り、3,641人の親子と触れ合いました。

しまじろうカー

「おやこみらいキャラバン」イベント風景
企業訪問・職場体験の受け入れ
ベネッセは、「子どもたちに会社や実際の仕事に触れる機会を提供すること」「学校関係者や当社に関心を抱く方々に当社事業への理解をより深めていただくこと」を目的に、小学生から社会人まで幅広い年代の方々の企業訪問や職場体験を受け入れています。修学旅行や総合学習の時間を利用した企業訪問、数日間にわたる職場体験、企業研究・研究発表を目的とするヒアリングなど内容もさまざまです。2008年度、東京本部には41件342人が来社されました。今後もこれらの活動を通して、地域の皆さまとのコミュニケーションを図っていきます。
東京本部 1日職場体験の流れ(例:中学生)

来社/会社説明
ベネッセの沿革、どのような事業を展開しているのか、従業員は何人いるのかなど、会社についての基本的なレクチャーを行います。

社屋案内
社屋を案内。机が並んだ一般的なオフィスのイメージしかない中学生は、会社の中に図書館やリラックススペースがあることに驚きます。
昼食

「進研ゼミ中学講座」の仕事紹介
「進研ゼミ中学講座」では普段どのような仕事をしているのか、どのように進研ゼミがつくられるのかなどをレクチャーします。

職場体験
実際に職場で、社内便の配達、模擬企画会議への参加を通して「働く」ことを体験してもらいます。商品について、中学生にヒアリングを行うこともあります。
総括・感想発表会
終了
海外からも:北米社会科教師を招へい


北米から高校の社会科教師や教育関係者など10名を受け入れました。人財部の担当者が、ベネッセのワークライフマネジメントに対する考え方や取り組み、女性の活用について紹介しました。参加された方々は「進研ゼミ」「たまひよ」などにも大きな関心を持たれ、活発な質疑応答・意見交換がなされました。
手洗い教育ツール〈台湾〉
幼稚園で使う「手洗いカード」と家庭で使う「パンフレット」
台北支社は、約8年前にO-157が流行した際、すでに人気のあった巧虎(チャオフー/しまじろうのこと)を使い衛生教育に力を貸して欲しいと、台湾政府の衛生局から要請を受けました。そこでベネッセでは、巧虎でビデオを制作し、各地の幼稚園や小学校に無償で配布。子どもたちの衛生面における教育推進をサポートしました。この活動はメディアを替えながら、現在も継続して行われています。
ベネッセ・スター・ドーム
ベネッセ・スター・ドーム
東京本部ビル最上階(21階)にあるベネッセ・スター・ドームは1994年にオープンしました。幼児から小学生、大人向けの映像プログラムを用意し、2008年度は年間約30,000人の方々にご利用いただきました。東京本部は、これらの施設を含め、年間を通して修学旅行、企業訪問など、子どもから大人まで多くのお客さまの訪問を受けています。
地域イベントへの参加
岡山本社では、「岡山市花火大会」「おかやま桃太郎まつり」など市のイベントへの協賛、有志社員の参加を継続して実施しています。
多摩市にある東京本部では、春の「多摩センター花かざり」「多摩センター夏祭り」年末の「多摩センターイルミネーション」など、行政、自治会のイベントへの協賛を行っています。
企業スポーツ運営
ベネッセセーリングチーム
「ベネッセセーリングチーム」の運営を通じて、アマチュアスポーツの振興を行っています。「ベネッセセーリングチーム」では、2012年に開催されるロンドン五輪でのメダル獲得を目指し、大熊典子・吉迫由香の両選手が活動しており、国内外の大会で活躍しています。
2人は、2008年10月3日〜10日に開催された、第63回国民体育大会「チャレンジ! おおいた国体」のセーリング競技において、成年女子セーリングスピリッツ級で見事優勝しました。
しまじろう募金
幼児向け通信教育講座「こどもちゃれんじ」では、「しまじろう募金」を行っています。集まった募金は当面、(財)日本ユニセフ協会を通じて、戦争、災害など困難な状況にいる世界の子どもたちのために役立てられています。1回の電話でおよそ100円の募金ができるしくみとなっています。
しまじろう募金は
TEL:0990-505-330
