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[特集1]中国版「こどもちゃれんじ」

「よく生きる」の企業理念のもと、日本だけでなく、グローバルに子どもたちの成長を支援したい。ベネッセコーポレーション(以下、ベネッセ)では、そんな想いから、2006年6月に中国版「こどもちゃれんじ」をスタートしました。

目指したのは、どこまでも中国の親子に寄り添い、課題解決を支援するパートナーとなること。「幼児の発達段階に応じた学び体験を提供し、生きる力と豊かな人格を育てる」という「こどもちゃれんじ」の理念を貫きながら、中国の社会事情や文化、課題に応じた商品・サービス、そして体制づくりに取り組んできました。その結果、まず「こどもちゃれんじ」を象徴するキャラクター「しまじろう」の人気に火がつき、会員数は初年度の3万名から5年で30万名を突破。

さらなる信頼とサービス向上のために、今も全スタッフが想いを一つにして、中国の親子の「よく生きる」を考え続けています。

中国での商品・サービス

INTERVIEW

ベネッセの理念を貫きながら、
中国社会に貢献できる存在を目指します

すべてはお客さまの声を聞くことから始まる

文化も慣習も違う国で商品やサービスを育てるには、何よりもお客さまに信頼していただかねばなりません。そのためには、まずお客さまのことを深く正しく知ることが大切です。中国で「こどもちゃれんじ」を展開する際、私たちはまずひたすらお客さまの声に耳を傾けました。中国の親子はどのような環境にあり、どんな課題を抱えているのか。何を必要とし、何に困っているのか。多くの声を聞いたうえで、私たちは「こどもちゃれんじ」が中国の親子にできることを考えました。「こどもちゃれんじ」は、子どもたちに「たいけん」の種を届け、挑戦する心や考える力を養い、豊かな人格を育てるサービスです。その基本理念を貫きながら、どこまでも中国の親子に寄り添う。信頼される子育てのパートナーになる方法を、必死で考え続けてきました。

(株)ベネッセコーポレーション 海外教育事業本部長 兼 中国事業総代表 倍楽生商貿(中国)有限公司 董事長 松平 隆 (株)ベネッセコーポレーション
海外教育事業本部長 兼 中国事業総代表
倍楽生商貿(中国)有限公司 董事長
松平 隆 Matsuhira Takashi

親子の課題を解決するパートナーを目指して

中国の子育て観を表すのに、「望子成龍/Wang Zi Cheng Long」という言葉がよく使われます。「わが子が龍のように出世することを願う」という意味で、一人っ子政策の影響もあり、中国の教育熱は非常に高いのです。既存の幼児教育書や教材も、ほとんどが漢字ドリルなど詰め込み型です。一方、中国では共働きが当然で、就学前の乳幼児の世話は祖父母やお手伝いさんに任されることが多く、親と子が接する時間はとても短い。多くの保護者から「短時間で効率よく生活習慣の教育をしたいが、やり方がわからない」という声も寄せられました。こうしたご要望に細かく応えていけば、「こどもちゃれんじ」は親が持つ育児の不安を解消できる。詰め込み教育でひ弱に育つといわれる子どもたちに、生き抜く力を育むことができる。教材の試作とお客さまへのインタビューを繰り返す中で、私たちは強い手応えを感じ、今ではそれが確信へと変わっています。

DATA-01子どもに世間で名の通った大学に通って欲しいと思っている母親の割合出典:Benesse次世代育成研究所
「幼児の生活アンケート・東アジア5都市調査2010 (速報版)」

新事業も視野に、中国社会に新たな価値を

志と理念を貫きつつ、細部は徹底して現地に合わせる。これは、中国でのパートナー企業を見つける際も同じでした。中国では、海外企業による出版事業が許可されていません。ベネッセの理念に共感してくれる会社を地道に探し続けた結果、女性と子どもの福祉に長年取り組んできた中国福利会という最高のパートナーに巡り会いました。配送会社も、印刷会社や玩具の製造工場も、理念を何度も説明してご協力をお願いしました。志を同じくすることが、継続的・安定的なサービス提供の鍵なのです。また、こうして培ってきた基盤は、「こどもちゃれんじ」以外の商品・サービスの提供も可能にします。学校外教育、出産や介護分野などへの可能性も広がっています。中国社会にもっと貢献できる存在を目指し、さらなる挑戦を続けたいと思います。

DATA-02父親の正社員率と母親の専業主婦率出典:Benesse次世代育成研究所
「乳幼児の父親についての調査〜東アジア4都市比較〜(速報版)」(2010年発行)

COLUMN:「こどもちゃれんじ」に込められた想い

「こどもちゃれんじ」は、さまざまな体験を通して、小学校入学前の幼児に考える力や人を思いやる心、自信と好奇心、挑戦心、そして生活習慣や社会生活能力を身につけられるようにすることが目的。発達理論に基づいて年齢別の細やかなカリキュラムを組み、知育に偏らない全人格・全方位学習を行います。国や地域が変われば「たいけん」の内容も変わりますが、その根底にある想いは不変。常に親子に寄り添う存在でありたいと願っています。

CONCEPT:成長段階に合わせた、全方位的な成長支援、親子のコミュニケーションを重視し、親へアドバイス、人の生活に寄り添う

中国版「こどもちゃれんじ」は、商品ごとに毎月5日、12日、20日に定期配送。テーマによって毎号内容は変わる中国版「こどもちゃれんじ」は、商品ごとに毎月5日、12日、20日に定期配送。テーマによって毎号内容は変わる

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