トップページ > CSR活動 > [Column]「瀬戸内国際芸術祭2010」開催報告
「よく生きる」は、良い地域の中で育まれる。そのような考えから、ベネッセホールディングスと関連する4つの財団は、直島でのアート活動「ベネッセアートサイト直島」および豊島(てしま)、犬島を中心とした瀬戸内海の島々で地域振興活動を推進しています。2010年度は、現代アートのパワーを借りて、過疎化と高齢化が進む瀬戸内海の島々を元気にしようという祭典「瀬戸内国際芸術祭2010」にも賛同・協力。瀬戸内海の島々の豊かな自然や文化、歴史に光を当て、島とそこに暮らす人々の誇りを取り戻すこと=「海の復権」を目指したこの祭典には約93万8,000名が訪れ、島は活気に満ち溢れました。
「瀬戸内国際芸術祭2010」の島別来島者数









【開催概要】
- 開催期間:2010年7月19日〜10月31日
- 開催エリア:瀬戸内海の7つの島
( 直島・豊島・女木島・男木島・小豆島・大島・犬島)+高松港周辺 - 主催:瀬戸内国際芸術祭実行委員会
- 助成:(財)文化・芸術による福武地域振興財団、文化庁など
- 協賛:鹿島建設(株)、(株)ベネッセホールディングス、(株)レクザムなど
*データは「瀬戸内国際芸術祭2010」事務局調べ
瀬戸内海では、近代の負の遺産を背負わされ、海が忘れ去られ、島は活気を失っていました。そんな瀬戸内海を元気にしたいと、今回の祭典は「海の復権」をテーマに設定。目標の3倍を上回る多くの方々にご来場いただきました。私は、瀬戸内海と島々が持つ魅力こそが、成功の要因だと思っています。海には、本質的な価値があります。海を渡ると、人は清々しさを感じる。日常性から離れる心地良さがあります。また海は生命の母ですから、自分の「来し方、行く末」を考えるのにふさわしい場でもあります。さらには島ごとにすばらしい暮らしと個性がある。それらがエネルギーとして人々に伝わり、「海を拓く」ことにつながったのではないでしょうか。3年後の次回には、今回結んだ縁をベースに、各島内をゆっくりと歩いて回れるようなしくみをつくりたいと考えています。
「瀬戸内国際芸術祭2010」
総合ディレクター
北川 フラム氏
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